今回ご紹介するのは
前回紹介したSamuel O'Reillyと
並ぶアメリカでもっとも古い彫師の1人、
ガス・ワグナーです!
Gus Wagner(1872-1941)
1897年からの4年間、
彼は貨物船の船員として働きます。
その間世界各地を周り、
ボルネオで伝統的な手彫りを
習ったのがルーツだそうです。
1901年までには既に
246個のタトゥーを入れていたそう。
そしてアメリカに戻って旅する彫師、
サーカスのパフォーマーとして
活躍します!
1904年、結婚。
彼女もGusに教えてもらい、
アメリカでは初の
女性彫師として知られています。
Maud Wagner(1877-1961)
身体に入ってるタトゥーはもちろん
すべてGusによるものです。(手彫り!)
この写真は1900年代のものですが、
最近の写真再生技術はすごいですね。
そしてさらに娘のLovettaも
彫師であり、サーカスパフォーマーでした。
彫師であり、サーカスパフォーマーでした。
驚いたのは彼女、彫師なのにタトゥーが
ひとつも見当たりません!
ひとつも見当たりません!
(Gus,Maud,Lovetta,タトゥーエリート一家です。)
前回でも書きましたが、
1890年代にSamuel O'Reillyによって
タトゥーマシンが開発され
主流になりましたが、
Gusは手彫りにこだわり続けていたそうです!
(Maudに手彫りをするGus)
”アメリカでもっとも多く芸術的なタトゥーを持つ男”
”世界を旅する刺青男”
”手彫りのワールドチャンピオン”
などなど数々の異名を持っていました。
そんな彼の最後は
なんと雷に打たれて亡くなったそうです。
最後までエキセントリック!
Tattoo flash by Gus Wagner
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